「母ちゃんプレゼント!開けてみて!」
と、保育園に通う息子が差し出してくれた新聞紙の中には、
小さな小さな玉ねぎのようなノビルが入っていました。
お散歩中に友達がくれたんだそう。
早速晩ごはんにみそ汁に入れて出すと、
ニコニコで完食してくれました。
ノビルは、春のおいしい野草の代名詞で、
味はネギやニラに似ており少し辛味があります。
炒めてごはんに混ぜたり、ネギ代わりにお汁に入れたり、あぶって味噌をつけて食べたりと、何にしてもおいしく頂けます。
そんな風に、山へ出かけ野草を採っていただく。
どろんこになって毎日遊ぶ。
裸足でめいっぱい走り回る。
昔は当たり前だった光景を、
私は我が子が通う保育園で毎日のように見させてもらっています。
それはどこか懐かしく、とても暖かなもので、
そらやのつくる庭と似ているような気がします。
誰もが持つ心の中の原風景。
そらやの庭で感じてみてはいかがでしょうか。