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「ずるい考え方」

あなたの考えは?

いきなりですが問題です。

3人に13個のみかんを公平に分けるにはどうしますか?

少し考えてみてください。なにかいい案を思いつきましたか?

「ロジカルシンキング」

本書では「ロジカルシンキング」に相対する考え方として「ラテラルシンキング」という考え方が紹介されています。

「ロジカルシンキング」とは物事を根拠に基づいて結論をだす論理的な考え方です。

簡単に言えば多くの人が常識だと考えていることがこれにあたります。

ただこの考え方が絶対正解というわけではありません。

「ラテラルシンキング」→「ずるい考え方」

この「ロジカルシンキング」に相対して「ラテラルシンキング」があり、本書では「ずるい考え方」として書かれています。

この「するい」は単にずるいというわけではなく他からみたら

「その手があったか!」

「そのくらいなら自分でもできたのに」

「自分もやればよかった…」

そんな風に思われる考え方です。

このような考え方は無数にあります。

有名な会社を立ち上げた人たちはこのような考え方をもっている人たちでしょう。

さてここで最初の問題に戻ります。

3人で13個のみかんを公平に分ける方法です。

・1人4個ずつ分けて残りの1個を包丁で3等分にする。

おそらくこれは誰もが考えつく考え方でしょう。

これが「ロジカルシンキング」的な考え方です。

・ジュースにして均等に分ける。

加工してはいけないという条件はないためこの方法でもいけます。

3人で分けると言われてどうしても現物のままで私たちは考えてしまいます。

これが「ラテラルシンキング」的な考え方にあたります。

このように多くの人たちとは違う考え方ができるようになることで

視野が広がり、新たな能力が身につきます。

予想外、斬新、画期的、このような考え方を身に付けたいとは思いませんか。

本書にはラテラルシンキングの思考法が書かれています。

もっと深く知りたい方は是非読んでみてください。

ずるい考え方

ゼロから始めるラテラルシンキング入門

木村尚義 著

あさ出版