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誕生花・花言葉

誕生花

1年365日、記念日があるように、植物にも誕生花というものがあります。

誕生花の由来は、国や地域によって異なりますが、ギリシャ・ローマの人々の思想が誕生花のきっかけと考えられています。

その時代の人々にとって誕生花は自分を守ってくれる一番身近な守護神であり、幸福や愛、富をもたらしてくれる神の御使いだったのかもしれません。

花言葉

花言葉の起源は、トルコ流の恋文(セラム)にあるとされています。

セラムとは、小箱に入れたアイテムに意味を持たせ、気持ちや言葉を伝える表現方法です。

それがフランスへと伝わり、恋愛に関する意味が花に込められるよう形を変え、求愛の手段の1つ、花言葉となりました。

日本に伝わったのは、明治時代の初期とされています。

本日6月14日の誕生花・花言葉

本日の誕生花は、梅雨の時期によく似合うアジサイ。
日本古来の植物ですが、実は江戸時代に長崎のオランダ商館にいたドイツ人医師シーボルトによってヨーロッパに紹介され、
品種改良されたものが「セイヨウアジサイ」となり日本に逆輸入されました。

また、アジサイの花の色は、日本では青色、ヨーロッパでは赤色と言われます。
「青い色の花が集まっている」ことを意味する「集(あづ)真(さ)藍(あい)」という名で呼ばれていたものが変化して「あじさい」と言われるようになりました。

そんなアジサイの花言葉は、「移り気」です。
この花言葉は、あじさいの花の色が時期によって変化することから付けられました。

「愛せなければ通過せよ/ニーチェ(ドイツ人哲学者)」

イロハモミジの花言葉

お庭で取り入れられるイロハモミジ。

10月3日の誕生花 イロハモミジ(イロハカエデ)。

「イロハモミジ(イロハカエデ)」の花言葉は、「大切な思い出」「美しい変化」です。

秋になると一斉に葉を赤く染めるイロハモミジは、この変化が美しいことから「美しい変化」という花言葉がつけられました。
また、「大切な思い出」は紅葉の季節はモミジを愛でて、遠出をしてその美しい姿を楽しむ方が多いことに由来します。

アオダモの花言葉

こちらもシンボルツリーとして人気で、多くのお庭に取り入れられています。
4月2日の誕生樹 アオダモ。

そんなアオダモの花言葉は、「幸福な日々」、「未来への憧れ」です。

アオダモは樹皮がつるつるして美しいです。花期になると真っ白な美しい花をさかせてくれます。さらに秋になれば紅葉も楽しむことができ、
この様子が「幸福な日々」をイメージさせたのではないでしょうか。

また、アオダモの樹高は約5メートルほどです。しかし、大きく成長するものは15メートルになることもあります。
幹が60センチほどの太さになるものもあり、この立派な姿が「未来への憧れ」を連想させたのかもしれません。

このように、1年365日様々な誕生花・誕生樹があります。
ご家族の誕生日の誕生花・誕生樹をお庭に取り入れてみるのも楽しむ一つかもしれません。

そらや Landscape

 そらや Landscape

広報を通じて表現できるお庭があります。 そらやの住環境に対する想いをお伝えできれば・・と思います。