スタッフブログ

「風景にさわる
‐ランドスケープデザインの思考法‐」

今週のSNS

 

こんにちは!

先週のスタッフによる「植物紹介」は、いかがでしたか。

植物の特徴を知ることが出来たのではないでしょうか。

さて、今週のSNSのテーマは「本の紹介」です。

普段、そらやスタッフが読んでいる本を紹介します。

庭・建築に関する本、まったくジャンルの違う本が紹介されると思います。

出会ったきっかけ

大学2年生の時に出会った一冊。

高校から建築を学び、将来は建築会社に就職することを決めていた。

しかし、この本と出合ったことで自分の人生を大きく変えた。

この本に出合ったことも、そらやに就職したことも何かの縁なのかもしれない。

 

~本の紹介~

この本は、専門書のように文字がたくさんあるわけではない。

カラー写真と白黒写真が交互に掲載されており、読者を飽きさせない。

また文章も長々書かれているわけでもない。

大きなテーマが2つあり、その2つのテーマに対して小さな題目がある。

専門書ではないので多くの人に手に取って読んでもらいたい。

 

著者独自の思考をスケッチやイラスト、図面とともに紹介されている。

「風景はすでにそこにある」「固有の風景こそ資産」

新たに風景を作り出すのではなく、今ある風景から原風景を想像し再現する。

自然に囲まれて過ごす時間は、記憶に残りやすい。

家庭菜園や虫取りなど。

2021年3月に東大の研究で、現代人には虫嫌いが多いという研究結果がでた。

都市化が進み、自然と触れ合う機会が減っているからだそう。

自然と触れ合える環境を作り出し、

子どもの頃の記憶・思い出を。そんなお庭の提案をしていきたい。

「風景にさわる ‐ランドスケープデザインの思考法‐」

著者名:長谷川 浩己

発行元:丸善出版

発行年月:2017年9月