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「コケの自然誌」

2021/09/02(木)

一見、コケについての専門的な本かと思ったら・・

読んでいくうちに自分を見つめ直しはじめた・・。

そして読み終えた後には
「コケを植える・・」 という概念がなくなる。

地球が誕生して現代まで生き続けるコケ。

彼らは彼らなりに考え、
その時々の「環境」を利用し生き延びてきた。

それはもう尊敬でしかなく・・

その時々の「環境」を変えてしまってる
自分たち人間の小ささが恥ずかしい・・

自然の中で生かされている身にも関わらず
エゴ、エゴ、エゴ・・

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「コケを植える・・」でない

もはや「コケはそこに存在する」

自分の意志を持って・・。
必然的に。
それは、子どもも一緒。

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~住まいの小さな原風景~

↑弊社のテーマ

そのきっかけとなった大切な本。

コケにも
自然にも
そして人にも・・
優しくなれる一冊です。

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コケの自然誌/築地書館
ロビン・ウォール・キマラー[著]
三木直子[訳]
2012年10月刊行
https://amzn.to/2Yk8SbP
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森田健吾

グリーンコミュニティデザイナー 森田健吾

【有限会社モリタ 一級建築士事務所】 ■立命館大学・土木工学科 卒業 ■2007年「そらやLandscape」を立ち上げ /2011年 タカショー庭空間コンテスト全国・金賞 /2016年 東京 日比谷公園ガーデニングショー出場 /2018年 JEXAエクステリアデザインコンペティション全国・銀賞 /2021年 LIXILメンバーズコンテスト・準大賞 ■日本エクステリア設計協会 所属  ■ソーシャルグリーンデザイン協会 所属