春にいちばんよく遊んだ花は、レンゲかもしれない。
蜜を吸ったり、ままごとをしたり、花かんむりを作ったり。
春の田んぼには必ずレンゲがありました。
レンゲは自然に咲いているわけではなく、
稲を収穫した後、緑肥として土を豊かにするために、
田んぼに種を蒔いているのです。
解熱など民間薬としても利用されているそうです。
最近では、手間がかかる、肥料でまかなえるなどの理由から
目にすることが少なくなったレンゲ。
うちの近所でも咲いているところがなく、
実家に帰省した際、いつもの場所に咲いているレンゲを見て、
私はこの景色を待っていたんだなぁと嬉しくなりました。