皆さんが「暮らしている」、「住んでいる」場所は家です。
“住む”と言われてまず思い浮かべるのは家の内部の空間だと思います。
最近の家は設計する人や暮らす人の想いが入り機能的なものが次々と誕生してきています。
最新の住宅の設備や家具・家電には驚かされるものばかりです。
内部の空間は次第に進化していき、暮らしが豊かになってきています。
では外部の空間はどうでしょうか。
車の駐車スペース、玄関までのアプローチ、洗濯物を干すスペース、このような用途として使われている家庭は多いのではないでしょうか。
室内に比べて機能や過ごし方が劣っているように感じます。
そこから一歩踏み込んでみるのはどうでしょう。
外部の空間を“住む”場所として考えてみるのです。
毎日通る玄関までのアプローチを彩る植栽、家の中から見える庭の景色、テラスでの集い、領域性を広げることで生活がより“豊か”になるとは思いませんか。
外の空間にはその可能性を秘めています。
「敷地は有限、活用は無限。」
それぞれの生活スタイルがあり内部の空間より外部の空間は柔軟に変化させることができます。
庭との生活へ足を踏み入れてみるのはいかがですが。